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ラパスでTECATE

東日本エンデューロ選手権 第1戦 山梨大会 その2

勝沼でのエンデューロ選手権は今年で3回目
まだまだ手探りで成長途中です
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XPK勝沼というコースは関東モトクロス選手権や、WEX、クロスカップなど
それなりにレースを沢山開催してます。

WEXと違うの?
クロスカップと違うの?
こっちの方がライセンスいらなくて安いしお気軽だし商品出るし十分楽しいじゃん。
はい、そーですね

・XPKでクロスカップとは違う魅力のあるエンデューロができるのか?
・地方選手権としてのレベルを保つ魅力あるコースができるのか?

エントリーしてもらうために、大きな問題。

A「普段誰も入れない、通さない、知らない山の中がまだまだ沢山あるんですよ。
  ただ、大人数では通れないから通常のレースでは使えないんです。
 基本ひとりずつ通過するエンデューロのルートとしてならかなり面白いものが出来るはずです。
   しかもソコソコ走れる人じゃないと行けません。
  通常勝沼のエンデューロコースで疲れるとか言ってるような人じゃ到底無理。
  選手権にはバッチリだと思いますよ。」

そんな事から東日本エンデューロとしての開催が決まったのでした。
とは言え、通常は人が走った事のない山の中ルートや難易度はAさまの頭の中にしかありません。

A「昨年雨のため使えなかった幻のルートに
 今年はもっとパワーアップして距離伸ばしましたから。」

楽「いや、、、あれで十分だと思うんだけど。」
A「承認クラスが無いんだからもっと難しくしてもいい位ですよ」

楽「では、マーシャルはこちらで決めさせて下さい。
 去年のような人員体制では絶対にできません。
 エンデューロを知ってて、現場判断出来る人でなければだめです。
 マーシャル長は去年も見てくれてた田中さんにお願いしたいです。」

後日。

楽「ライツ、日野と続いてるんですけど、たなじーに勝沼のマーシャル長お願いしたいんですが。。。」

たなじ「勝沼フルコース見届けてないもんな。乗りかかった舟だから俺で良ければ。
     ただし、少数精鋭で俺がやり易い人間を数人選んでもいい?」

もちろんです! ありがとう!!!!

こうしてたなじーにより bigmanと浅野さんが召喚。
日野ハードエンデューロで疲れてるのにゴメンナサイ

A「MONDOの市川さんに来てくれるようお願いしました」
楽「タカちゃん呼びたい〜」
A「好きにして下さい」

その後、阿部家、ナメック、カネトン、いぐべとーちゃん、海斗らY2でもお馴染みのマーシャル達から
『マーシャルいらねーっすかー♪』
マーシャルの押し売り達がやってきました

チーズの優秀なスタッフ達と面識が無いA様でしたが
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このオヤジのお墨付きで不安は無くなったんだと思います
ダレのことかなw

こうして今回の最強マーシャル陣が出来上がりました。


——————————————


スタートから30分経過しても誰も2周目に入ってこなかった。
最初スタートのIA、IBルートは特に長く厳しいのでNが最初に来るだろうと予想していました。
まだ1周目から戻ってきてないの?
2周目に入るのためらってるの?


ようやくNクラスの人が2周目に来はじめました。
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「つづらの渋滞がどうにもならないよ、20分は待ったかな」
「いやー、もう酷いよ、40分かかっちゃった」
「下りは怖すぎてみんなバイク下りて押してたよ」
「絶対間に合わないよ、回れない」

待ってる時間は本当に長く感じる。
みんな口々に20分とか25分待ったとか言うけど
20分渋滞待って下りをバイク下りて押して来たなら待ち時間差し引いて20分で回ってきたことになる。
このコンディションでバイク下りて押してる人が20分で1周回れる?

渋滞の順番待ち時間は15分位か・・・・?
その後入ってくる人もおおよそ20分位待ったと言う。
どう読む?



午前10時 わりとグッタリな姫丸
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時間が間に合わなくなるかも!と思ったNクラスの人はどんどんルートに入ってくる
勝沼を知る人、時間読めている人はまだ入ってこない。

今回Nクラスはペナルティタイム +30分
4時間以内に8周周回してくればオンタイムで完走
4時間過ぎても4時間30分以内なら完走。
4時間を超えた分がペナルティとしてテストタイムに加算される。

IA・IBは朝急遽ペナルティを+60分とした。
これはIA・IBルートはルートがきつくて長いため+30分では無理と判断。
1組目9:00スタートなので13:00までに8周走って帰ってくればオンタイム
間に合わなても14:00までに戻ってくれば完走



「人がたんねー!みんなつづらによこしてー」

最初から山に張り付きで待ち構えているのは
bigman、いぐべとーちゃん、ナメック、浅野さん
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1周目にはIA・IBルートとNルートの分岐には阿部家が
合流地点にはたなじーが付いて道を間違えないように誘導。
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1周目の誘導が終わったらつづらに向かっているはず

楽「阿部さんはー?」
いぐべ「いるー」
楽「たなじーは−?」
いぐべ「いるー」
楽「市川さんも向かったはずだけど−?」
いぐべ「いるー」
楽「タカはー?」
いぐべ「タカちゃんもいるー」

「とうちゃん、ごめん・・・それで全員だよ」
「ありゃ、ほんとだ、みんないるわ。」
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山に駆けつけたかったけど自分の持ち場を離れるわけにもいかず
信じて待つしかなかった

SUGOの時と同じだ・・・。あたし旗振ってることしかできない。

吏が来た
「どんなかんじー?」
「15分は待っちゃったかな−。前にいる人によるからわかんないけど、行けなくは無いよ」
「そっかー、ごめんね。この後なんとか解消してくるはずだから」

根拠のない言葉でみんなを送り出していく。
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「楽さーん!!ダメダ。もう持たねーよ!誰かスコップ持って来てくんねーか」

楽「もう動ける人が誰もいないよ・・」
A「俺が持って行く」



本部にいて全体を見ていなければならないAさまがスコップを持って山に入る
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周回マーシャルも今は誰もいない
全員つづらで押したり引いたり根っこ切ったりしてる
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まさおさんにもマーシャルベスト着せとけば良かったよ。




その時テストでは起きてはいけないことが起きていた。
逆ジャンプで転倒、動けないライダーがいたのにスタッフは誰も気がつかなかった。
チーズの仲間だ。

後ろを走っていたライダーが計測に教えてくれて、一緒に来ていた人が救出にいったらしい。
肋骨を痛めたそうです。
ひーくん、みんながいたのに助けに行けなくて本当にごめんなさい。

無線からは何も聞こえなくなってきた。
どうなってるの−?って聞いても返事は無い

楽の居たパルクフェルメ出口からは舗装の林道を横切ってルート入り口に行かねばならない。
この舗装部分は一般林道なので皆さんにバイクのエンジンを止めて押して渡ってもらいました。

この日は思ったより一般観客が来て意外と危ない。
見に来た人は、まさかここまでレースコースとして使用していると思わないので
普通のスピードで林道を上がってくる
ここで参加者が時間が無いからって
止まらずに焦って林道に飛び出して行ったら一般道での大事故になってしまう。
実際エライ勢いで上がってきた軽自動車にビックリしたライダーさんもいましたね。

じりじり。。。我慢。

第3パドックには吏がいてスタート場所の楽からは見えていた

吏はのんびり椅子に座ってお茶飲んだりくつろいでるのが見える。
勝沼をよく知っている岩鬼さんも来ない

今行っても渋滞してるしモトクロスコースでのテストタイムは期待できない
きっとコースコンディションが回復するのを待っているに違いない。

みんなそうしてくれー。

なんとか上にいきたい! 上にいきたい!!
あせる楽に芋おやじが。

あとは任せて自分の持ち場離れずに居ることだ。
俺たちは対処を考えよう。
テストを7周分に減算するとか、タイムオーバーのペナルティをキャンセルにするとか、
方法はいくらでもある。
今はレースを終わらせることが最優先でみんなに仕事してもらう。
方法を考えるのが俺たちの仕事だ、でもそれはレースが終わってから決めることだからな。


レース開始から1時間半ほど
「だいぶ渋滞無くなってきたよ、待っても5〜10分くらいかな」
「山の中でマーシャルのみんながすごい頑張ってくれてるよー」
「掘れてた所もさっき行ったらもう土が埋まって走れるようになってるよ」
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10時半過ぎ
元気を取り戻して楽しそうな姫丸
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ありがとう
ありがとう
ありがとう
みんなありがとう。


11時頃にはライダーの中にも少し落ち着きが見られるようになりました。
あと何周?
あと5周ー。間にあわないかもしれないですー!
1周20分で回ってくればまだ間に合うよ!!!
うぇ〜〜〜。。。
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なんとなくみんなとの会話にも余裕が出てきました
きっと峠は越えた・・・・・

MONDOの市川さんが降りてきて
「もうなんとか大丈夫じゃないかな。」

よかったー。ありがとうございます。

タカも降りてきた
「周回マーシャル居ないから回ってくれる?」
「IBルートも全部?」
「みんな疲れててIBのほう行ってくれないのよ(笑)」
「いってきます」
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オジサン達は力仕事で疲れてるので少し休憩させないと・・・


12時には最初のライダーがもう8周回ってゴールしてしまいました。
CGCおひなさまEDのカエルくんです。
これからコンディション良くなってタイムが上がってくるのにー

はっ!ちがう!!
彼はきっとぐちゃぐちゃで酷い時しか走りたくないんだ
乾いたらツマンナイから乾く前に終わらせたに違いない。
きっとそうだ。そうに違いない。・・・・ タブンシランケド



神マーシャル達のおかげでなんとか周回出来るようになり
順調に天気は回復。

急速に路面が乾いたテストでは
MX-IA の中島敬則さんがぶっちぎりのタイムを出し続け
余裕のウィップなんかかましてました。
すげー!生で見たかった〜
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ナショナルでは若干15歳、JNCC でも今年からAクラスで活躍の
保坂修一くんが中島さんに次ぐタイムを出してNクラストップなど
エライこっちゃになってきました。
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ようやく木村吏が動き出し
乾いてきたつづらでは直登ラインで登ったり
見えないところでも相当パフォーマンスを繰り広げていたらしい。
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保坂くんと吏の争いは最終周のタイムまでもつれ込み
ギリギリの時間まで周回数を残してタイムを更新し続けたツカサの勝ちー

いやー、コーフンしちゃうおもしろい展開だった!
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そんなこんなで
時間は4時間を経過・・・・。

集計所に行って措置を考えよう。
タイムアウトになった人が多かったらやっぱり考えなきゃね。

全ての周回を終わったタイムカードを数え・・・・

え?

え?

リタイヤした人以外 全員オンタイム〜〜!?!?!?!

スゴイ
すごい
スゴイ

ありがとう!

諦めないで走りきってくれたみんな。
なにより、コース修復に尽力してくれたマーシャルのみんな

本当にありがとう!!!

3時間59分56秒で帰ってきた人迎えた時はみんな拍手でした。
ギリギリ過ぎる設定だったかもしれないけど、みんなのスキルとモラル、マーシャルの皆さんに助けられた大会でした。

石井さん!全員オンタイムですよ!!!誰も遅着いません
えーーー?? うそー?


涙涙涙。。。

終わりよければ全て良し


強行して良かった。
本当に良かった。
強行させてくれたコースのAさま
ワガママを通させてくれたスタッフの皆さん
本当にありがとうございました。

最高の仲間に恵まれて本当に幸せです。


帰りはほったらかし温泉へ行き
富士山眺めながらのんびりお風呂
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吉田のうどん食べてお開き。
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まだまだ書ききれない思いがいっぱいなんだけど
たぶん終わりが無くなるからこの辺でwこの辺で


記録を残してくれてた戦場カメラマンさん達、
どうもありがとう。

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東日本エンデューロ選手権 次戦は8/6(日)日野カントリーオフロードランド

きっとまた素敵なレースが出来るに違いない。
素敵にしよう。

東日本のライダーはレベルもモラルも良かったよ。
渋滞だからって怒り出したり責めるような人や
無理矢理オラオラして煽るようなエントラントも居なかった。


なによりこの力強いマーシャル達がいれば怖くない

みんな最高ーーー!!!
どうもありがとうーーーー!!!




by satomi-raku | 2017-04-27 22:02 | JEC | Comments(0)